オーム社の電気技術雑誌『電気と工事』(2025年11月号)「遠隔監視システム」特集に、当社のエネルギー管理システム「省エネでまこん」が紹介(右画像)されました。
「省エネでまこん」は、2015年の開発・発売以来、時代のニーズに合わせて進化を続けてきました。中規模工場を中心に熱心な現場で導入され、省エネやエネルギー管理の分野で高い評価をいただいています。
当初は「デマンド管理」を主な目的として誕生しましたが、現場の声を反映しながら機能を拡充。現在では、省エネ対策だけでなく、エネルギーの見える化や生産性向上にも活用できる総合エネルギー管理システムへと発展しています。
使いやすい操作画面(GUI)や実用的な機能に加え、導入のしやすさも大きな特長。現場担当者だけでなく、経営層にも役立つ“経営判断ツール”としても活用されています。
本システムは、原油換算で200kL〜1000kL規模の工場に最適です。エネルギー使用の実態を正確に把握することで、課題を早期に発見し、改善策をスピーディに実行できます。その結果、コスト削減だけでなく、高付加価値製品の創出や競争力の強化にもつながります。
加えて、「遠隔監視機能」も充実。
・取得データの異常判定で自動報知
・外部機器からの異常信号の受信→報知
・受電電力のリアルタイム表示 など
これらにより、現場に行かなくてもメッセージや負荷状況をメールやWEBブラウザで確認でき、トラブル対応の迅速化と管理業務の効率化を実現。人手に頼らないスマートな運用をサポートします。

日本企業はしばしば生産性の低さを指摘されますが、エネルギー使用の実態を可視化し、データサイエンスの手法で分析・対策を講じることにより、エネルギーコストの削減のみならず、品質や生産効率といった多方面での最適化が可能となります。
その第一歩こそが、「省エネでまこん」に代表されるシステムを活用したエネルギー使用の“見える化”であると私たちは考えます。