デマンドシミュレータ(7+1) 入力説明

入力説明

デマンドシミュレータ(7+1)は、デマンド制御装置(デマンドコントローラ、デマコンともいう)の導入をお考えの方に、その経済効果をシミュレーションするデマンドの見える化ツールです。
最低限必要な7項目について、電力会社からの電気の請求書やお知らせ等から転記します。最後にデマンド目標値を入力します。
入力に当たり、不明点等あれば本資料をご活用ください。以下、入力例と説明です。

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1.契約電力と最大需要電力の入力

simulator1

・「現在の契約電力」は、今月の請求書等に記載されています。
・「中間期の最大需要電力」は4,5月または10,11月の請求書等から読み取ります。それぞれの月により異なることもありますが、最も少ない月のものを入力してください。
・請求書等ではいづれも単位は[kW]で、原則、50~499の範囲となっています。

simulator22.電気使用量の入力

・期間(夏期、冬期、中間期)ごとに代表的な電力の使用量を入力します。有効数字は3桁程度でも効果計算に影響はありません。
・請求書等での単位表記は[kWh]です。

 

3.電気料金の入力simulator3

・ここでは単価を入力します。
・基本料金単価の範囲は、1,200円~2,500円程度。
・電力量料金単価は、10円台~20円程度。契約の種類によっては、夏季、その他季等でそれぞれ異なる単価が表記されている場合がありますが、その場合には平均の値でも結構です。

以上で、請求書等からの入力は終了です。

simulator44.目標デマンドの入力

・入力欄の右側に「目標(目安)」を示していますので、目標デマンド(契約電力)はこの値以上の範囲で入力してください。

・入力後、すぐに改善率が計算されます。
以上で全ての入力は終了です。

効果は、次項「5.削減効果」にすぐに反映されます。

simulator55.削減効果

・デマンドを下げた効果は、赤色文字で示しています。本例では、投資回収年数はおよそ1年未満となります。

・電気料金は「基本料金」と「電力量料金」を合計した値で、対策前と対策後のそれぞれの比率も示しています。一般的に、基本料金の比率が高いほど、デマンド導入効果は高くなります。

 

注意点

  • 入力データは、変更後すぐに計算結果に反映されます。必要に応じ、数値を変更し再シミュレーションしてみてください。
  • 目標デマンドは、同じ業種であっても稼働状況、設備などの条件によりそれぞれ異なります。
  • 電気料金に占める基本料金の割合は、およそ20%~40%(東京電力の場合)です。この割合が大きいと、デマンド抑制の余地への期待大です。
  • 計算過程は右側に示しています。実際の請求金額と大きく異なる場合、契約電力が途中から変更になったなどの理由が考えられます。適宜、調整して試算してください。
  • デマンド制御装置を導入してもすぐに契約電力は下がりません。契約電力はその月を含む過去1年間の最も大きな最大需要電力が適用されるため、最長で1年かかります。
  • 本シミュレーションでは、電力量料金はデマンド管理を行っても変わらないものと仮定しています。

(参考)

以下の図は、契約電力、最大需要電力、料金等の関係を示した参考資料です。電力会社の請求書等でわかりにくい点があればご参照ください。

simulator_graph1

図1

図1は、1年間における「契約電力」、「中間期の最大需要電菱」、「電気使用量」の概念を示したもの。

 

 

 

 

simulator_graph2

図2

 

 

図2は、電気料金請求書(内訳)の概念を示したもので、名称は各電力会社で異なる場合もあります。