10秒予測

d_icon410秒サンプリング

サンプリング時間

サンプリング時間

通常、デマンド予測は単位時間における消費電力の変化からデマンド時限終了時の電力を推定しています。この単位時間(サンプリング時間)が長いと予測が緩慢になり精度にも影響します。一般にサンプリング時間は30~60秒ですが、高負荷時の消費電力パルス数は40~70[パルス/10秒]であることから、省エネでまこんでは10秒を採用しています。

図は「省エネでまこん」のデマンド警報制御のイメージを示したもので、「演算間隔」(サンプリング時間のこと)の21は、2.1秒経過した時点を示しており、10秒間隔で処理を繰り返しています。

d_icon4デマンド警報制御

10sec_2a

10秒サンプリング

デマンド目標値とデマンド予測値の単純比較では、稼働状況によっては結果的に警報を発しなくて良かったとのケースも起こり得ます。
「省エネでまこん」では、負荷遮断を行う容量をあらかじめ登録しておくことで、デマンド時限の残り時間を勘案しつつ、ぎりぎりまで警報を発しない必要最低限の警報処理を行っています。
警報発生時、遮断を行う負荷は4種類まで設定でき、遮断順序やデマンド超過の程度により柔軟に調整できる機能を備えています。

 

デマンド監視制御

デマンド監視制御装置(WEB画面)

デマンド監視制御装置(WEB画面)

上記のデマンド監視制御機能を見える化した画面です。
きめ細かく表示していますので、例えば空調の温度緩和した場合や照明を消灯した際の電気の使用状況がほぼリアルタイムに把握できます。

・上段:現在の電力がこのまま継続された時の予測グラフ(推移履歴表示)
・中央下:現時点の予測電力と現在電力