10秒予測・デマンド管理

30分デマンドの変化を10秒間隔で捉え、目標超過の可能性と対応すべきタイミングを早めに判断します。警報を出すこと自体ではなく、必要な負荷だけを適切な順序で調整することが目的です。

10秒予測が必要な理由

デマンド予測は、一定時間の電力変化から30分のデマンド時限終了時の値を推定します。確認間隔が長いと急な負荷変化への反応が遅れ、対応できる時間も短くなります。

一般的なサンプリング時間が30〜60秒であるのに対し、「省エネでまこん」は10秒間隔で演算します。高負荷時には10秒間に40〜70パルス程度を取得できることを踏まえ、変化を早く捉えながら予測を更新します。

10秒間隔でデマンドを演算するサンプリング時間の図
10秒間隔で予測を更新するイメージ

警報を出すタイミング

10秒サンプリングによるデマンド警報制御の図
残り時間と予測値を見ながら警報を判断

目標値と予測値を単純に比較するだけでは、結果的に対応が不要だった場面でも警報が出ることがあります。「省エネでまこん」は、デマンド時限の残り時間と登録した負荷容量を考慮し、必要なタイミングまで判断を続けます。

  • デマンド時限の残り時間と予測値を継続して確認
  • 遮断候補の負荷を4種類まで登録可能
  • 遮断順序と超過の程度に応じて対応を調整

画面で確認できること

デマンド予測値と現在電力を表示する監視制御画面
デマンド監視制御画面の例

予測の推移

現在の電力が続いた場合に、時限終了時のデマンドがどのように変化するかを確認します。

現在値との関係

予測デマンドと現在電力を同じ画面で確認し、対応量とタイミングを判断します。

対策後の変化

空調設定や照明などを調整した後、電力がどう変化したかをほぼリアルタイムに確かめます。

デマンド管理の流れ

  1. 目標を設定する:契約条件と運用状況を踏まえて目標デマンドを決めます。
  2. 10秒ごとに予測する:電力変化と残り時間から時限終了時を予測します。
  3. 警報・負荷調整を行う:登録した順序と必要量に応じて対応します。
  4. 結果を振り返る:履歴を確認し、次回の目標値や運用方法へ反映します。