見える化・比較分析

受電電力や設備データをグラフで確認し、時間帯・日・月・過去の同条件と比べます。単に数値を表示するのではなく、「いつ、何が、どのように変わったか」を見つけるための画面です。

パソコン、タブレット、スマートフォンで電力データを確認する画面
Webブラウザから設備の近くでも離れた場所でも確認できます

まず確認する情報

現在の負荷

瞬時電力、予測デマンド、最大需要電力など、判断に必要な情報をまとめて確認します。

時間ごとの変化

30秒の細かな変化と、30分・日・月・年の傾向を目的に応じて使い分けます。

過去との比較

前日、指定日、同じような生産状況の日を重ね、通常と異なる部分を探します。

主要な電力情報をまとめて表示するダッシュボード
主要な情報を集約したダッシュボード

時間軸を切り替えて読む

30秒ごとの瞬時電力グラフ
30秒データ:短時間の運転・停止や小さな変化を確認

昼休みの消灯、設備の起動、短時間だけ発生する負荷など、30分値では見えにくい変化を確認します。

30分ごとのデマンドグラフ
30分データ:デマンドの発生時間帯と全体傾向を確認

各時間帯のデマンドから詳細データへ移り、ピークが発生した前後の状況を確認します。

発生傾向と過去データを比べる

最大デマンドの発生頻度を示す分析グラフ
最大デマンドの発生頻度

繰り返すピークを探す

最大デマンドの発生日時と大きさを集計すると、特定の曜日・時間帯・工程に偏っていないかを確認できます。頻度の高い条件から原因を絞り込み、目標設定や対策の優先順位に反映します。

同じ条件の日を重ねる

生産状況が似ている日を重ねると、通常と異なる負荷や作業タイミングが見つけやすくなります。ピークの抑制、運転時間の移動、作業手順の見直しを検討する材料になります。

複数日のデマンドを重ねて比較するグラフ
同じような生産状況の日を重ねて比較

設備データとあわせて読む

電力だけでは原因を特定しにくい場合は、流量・圧力・温度などを同じ時間軸で確認します。設備の運転状態とエネルギー使用量の関係を整理し、改善対象を具体化します。

コンプレッサの吐出空気量と圧力のトレンド
吐出空気量・圧力と運転状態の関係
現在と過去の環境温度を比較するグラフ
環境温度と空調負荷の関係

分析の次に行うこと

比較で見つけた違いは、現場の運転記録や作業内容と照合します。原因の仮説を立て、小さく対策し、同じ画面で対策前後を確認することで改善を続けられます。